恩贈り-PAY IT FORWARD
前日の疲労も残っていたせいか、
ウトウトしてきた。
ボードだけは道路の方へ向けつつ、
膝を抱えながら少し眠った。
どれぐらい経ったかは、
わからなかったが、
「おーい!」という声に目が覚めた。
しばらくは夢なのか現実なのかと混乱していた。
ようやく現実だと気がつき、
慌てて車に飛び乗った。
途中寄ったパーキングエリアで長い時間話をした。
お世話になった人から大きな恩を受け取っていたそうだ。
ぼくを乗せた理由だとおっしゃっていた。
インターの前で降ろしてもらった。
相手を思いやると言うことなんだなと思った。
実家に帰るところだったとおっしゃっていた。
なぜぼくを乗せてくれたのか聞いてみたら、、
はなかなかいないものだ。
簡単にできることではないだろうし、
それを当たり前のように
やってしまう村上さんは、
間違いなく優しい人だと思った。
村上さんとも深い話をした。
村上さんも過去にいろんな方から
恩を受けたとおっしゃっていた。
体力を少し回復させ、ヒッチハイクを再開した。
ここでもなかなか停まってはもらえず苦戦をしていた。
もう一人の男性が現れた。
とてもおしゃれなカフェだった。
しばらくすると、
車を取りに行った男性が戻ってきた。
カフェの店長さんにお礼の挨拶をして、
車へと乗り込んだ。
車に乗せてくれたのは前田さんという方で、
(その日2度目の前田さん)
南国の人のようにとても陽気な性格で、
優しさが全身から溢れていた。
しばらく話をして、
名古屋の美味しいハンバーガー屋さんで
ご馳走までしていただいた。
2人でハンバーガーを片手に深い話をした。
前田さんも過去に世界中を旅してきた人で、
いろんな人たちに助けられてきたとおっしゃっていた。
二度あることは三度あるとは、
よく言ったもので、
またしても恩贈りを受けた。
目的地へと到着し、その別れ際に、
「これ、どうしようもなくなった時にでも使いな!」
と、1万円札を渡された。
鳥肌が全身を走った。
ぼくはしばらく放心状態になりながらも
「これはちゃんと受け取ろう」と思い、
有り難く受け取らせていただいた。
旅をしているといろんなことが起きる。
奇跡みたいなことが平気で起きる。
いや、きっとこれがリアルなんだ。
そのあともヒッチハイクを続け、
しばらくすると女性の方に
乗せていただくことになった。
「もう、暗くなるから」と
ぼくを乗せてくれた。
岐阜の町をグルッと紹介していただきながら、
夜ご飯までご馳走していただき、
インター近くの漫画喫茶まで送っていただいた。
前日は野宿であまり眠れなかったので、
今日は屋根と壁のある場所で
寝ようと思い、漫画喫茶で一泊することにした。
この日出会った人たちは皆、愛に溢れていた。
皆に共通していたのは、
過去に受けた恩をちゃんと覚えていて、
それを別の人へとしっかり贈っていたということ。
恩の循環をこれでもかと言うくらいに
全身で味わい感じた。
本当に素敵な1日だった。
恩を受け取りすぎて、
今、誰かに贈りたくて贈りたくてウズウズしている。
と、そんな感じで、
今から淡路島へ向け、ヒッチハイクしてきます!!
今日はどんなことが起こるかな〜(*´∀`*)♪
ではでは、
今回も最後まで貴重なイノチを使って
読んでくださり本当にありがとうございました。
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